家主と地主8月号の特集記事は「返済に苦しまない借金のツボ」と

いうちょっと旬なテーマになっています。スルガ銀行スキームで融資が

付くからということでフルローンやオーバーローンで買って回らない為

貯金を取り崩したり、毎月のサラリーマン所得から補填しているという

話がちらほら聞こえて来ます。



 記事を読んでみると借金苦に陥る人には三つの共通点があるという

ことです。以下家主と地主8月号より一部抜粋



1.家賃収入に占める返済比率を考えていない


フルローンで融資を受けた場合、自己資金を入れて融資を受けた場合

に比べ、月々の返済額が多くなることはわかるはず。

さらに同じ借入額でも金利が高ければ当然返済額も多くなる。表面の

利回りだけにひかれて購入したものの実際の利回りとは大きく違って

いることが多い。



2.収支を考えていない


賃貸経営における支出について事前に調べておかないと、収支がマイ

ナスになってしまう。借入金返済だけではなく、契約時に支払う仲介料

や広告料、管理委託費、修繕費、税金(登録免許税や取得税、所得税

固都税、事業税)などを見込んで収支計画表を作成し購入すべき。



3.融資が通れば優良物件だと思っている


融資で過去に何度も通らなかった経験をしてきた方は、「融資が通れ

ばいい物件」と勘違いしてしまう人が多い。事業性を見極めるのはあく

まで家主の役割であり、見極める力がないのであれば、基礎知識や

情報収集が不足していることになる。

融資を打診する前にリスクを回避する知識と情報を身に着けることが

重要。



 一昨日銀行の融資担当者さんに融資状況をいろいろ聞いていたの

ですが、最近でも東京の不動産投資家さんから富山の物件を買いた

いのですが、融資できますか?という電話が多いそうです。


 
 その方の話では、相手がどんな方かもわからないのに返事ができる

わけがないとのことでした。まずはお会いしてみて不動産に対する知識

はどの程度なのか?その物件や事業計画の安全性はどうなのか?そし

て一番知りたいのは本人の本気度と熱意だとのことでしたw。



 そういえば、年収300万円だったグエンさんの融資に対する熱意は

いつもすごかったし、収支採算計画書の作り込みも家賃が8割になった

場合7割になった場合、6割になった場合、5割になった場合まで作成

してました。

 もちろん物件周辺の競合物件の家賃と空室率なんかもこまめに調査

して添付していましたのでさすがです。


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